うつくしま百名山 お知らせ 登山

2025/01/01 関山登山 実施しました

元旦から、白河市関山満願寺へ初詣登山を実施しました。
参加者は、男性4名、女性2名+私の計7名になります。
動画は現在編集中!

■参加者ご紹介
「男性」ニックネーム(登山歴)
貨物兼用スポーツカーさん(登山歴:1年に数回)
れいぼさん(登山歴:1年に数回)
たくさん (登山歴:全く無し)
ひろさん (登山歴:1年に数回)

「女性」ニックネーム(登山歴)
さえさん(登山歴:全く無し)
あーちゃんさん(登山歴:全く無し)

■いざ、出発
自己紹介のあと、となりのトトロの挿入歌、「さんぽ」をくちずさみながら、意気揚々と出発しました。
歩こう、歩こう、私は元気、歩くのだいすき どんどん行こう
坂道、トンネル、くさっぱら いっぽんばしに でこぼこじゃりみち
くもの巣くぐって くだりみち・・・。

トトロの歌に乗って、歩こう歩こう

1番は、僕が先頭で歌い、2番、3番は、貨物兼用スポーツカーさんと、もう一方(たくさん)に歌ってもらいました。
参加者の緊張した顔から、笑みがこぼれました。(やったね。)
最初は、緩やかな登りです。

最初は緩やかなのぼり道

しかし、気が付けば、初心者が多くの登山なのに、トトロの歌で、調子づいた僕は、ペースが速かったようで、”ちょっと待った”がかかってしまい、急停止。
さらに、前を向いたら、別の下山者も止まって僕たちを待っていてくれていました。(反省)

■最難関急登とのご対面
そうこうしているうちに、関山登山の最難関、急登の登場です。
急登は最初、階段ですが、それを登ると、どんどん傾斜がきつくなりました。

最難関急登が目前

ロープ場では、真っすぐに登る事が難しいので、ジグザグと斜面を右へ、左へと(つずら折りしながら)、登っていきます。
あーもう~
参加者からは、急登と格闘する”奇声”が発せられました。

最難関急登のロープ場

登山経験者の方が、未経験の方をサポートし、励ましてくれておりました。(ありがとうございます)
15分から20分間ぐらいの格闘の末、7人は、尾根線目前に到着しました。

■阿夫利神社到着
本線から、20mほど離れている、阿夫利神社で休憩を取って、詣でていきました。
標高差290mほどあるこの登山で、現在は、200mは登って来ました。あと山頂までは、標高差90m、距離は800mほどあると思われます。
タオルを忘れて来た僕は、相当の汗をかいており、”すごい汗ですね”の指摘に対して、汗だけでなく、鼻水も出ていますと、状況説明。
(満面の笑みを浮かべてくれた訳は、これはもう笑うしかない・・・との思いだったのかも?)

阿夫利神社で休憩

■尾根線へ出た
尾根線は、両方が切り立った崖になっています。
山頂、満願寺へと向かうこの尾根線も例外ではありませんが、恐怖を感じる程では無いので、安心して登る事が出来ます。
しかし、尾根線に出たといっても、平坦ではなくて、やや登りの尾根線ですので、徐々に体力を消耗します。

尾根線に出た

■満願寺見えた
尾根線を進んでいくと、正面斜め左の山の上に、山頂にある満願寺が見えてきました。
あの山、今歩いている山とは別の山では無いですか?誰かが声に出しました。
この場所から真っすぐに吊り橋があると、楽ですよね。
満願寺は、近いようで、参加者には遠くに見えていました。

満願寺が見えました

■コース2番目の急登
そのうちに、この登山ルートで2番目に難関な急登と出会いました。

このコースで2番目の急登

先ほど、最難関の急登を制覇した参加者は、しりとりゲームや、トトロを歌う、男性の歌声によって、ピークを通過。(やったね)
ピーク最上部には、石碑があり、上に石を積み上げていました。(ケルン作り)

急登を歌としりとりで通過

■山頂直下のくさり場
前記急登を登ると、若干の下りがあって、最後の登りとなるくさり場があります。
くさり場といっても、距離は20mほどで、経験者であれば苦もない場所ではありますが、未経験者には初体験なので大変でした。

最後の登り

ここでも、笑い声と気合を入れて登る掛け声などで、なんとか切り抜けて頂きました。
(僕は最後方にまわって、未経験者をサポートすべきでしたが、他の経験者にサポートして頂いており、反省です。)

最後の登りは鎖場

■ニット帽をかぶったお地蔵様
満願寺の山頂直下のお地蔵様は、毎年、赤いニット帽をかぶっております。(今年は、誰か忘れたものなのか、マフラーも)
参加者にも、ニット帽をかぶった方がおりまして、その時点からニックネーム=ニット帽にされていました。

ぼうしとマフラーのお地蔵さま

■満願寺ご対面
お地蔵様を後にすると、100mほどで、満願寺正面に出ました。
朝方の強風がうそのように、なぎ風で、元旦というのに、14時過ぎた無人空白時間に、満願寺とのご対面です。
僕は、やったぞ、山頂だ~。と叫ぶと、他の参加者からも歓声が上がりました。

満願寺とご対面

■初詣
参加者は、様々な思いを胸に、今回の登山に参加されております。
しずかに、時間をかけて、それぞれの願いを込めてお祈りしました。

初もうで
一年の計は元旦にあり
満願寺で願いをかなえよう

■絶景とのご対面
この日は天候に恵まれて、また、那須連山などは、雪も多く、すんばらしい絶景を呈してくれておりました。
神様、ありがとう。
何回か登った事のある方も、初めての絶景を前に、シャッターが止まらなくなっていました。

絶景のお出迎え

■ヤッホー
山頂の掛け声の定番と言えば、やっほーですね。
ひとりひとり、ヤッホーと大声を出すことで、昨年までの厄払いが出来たはず。
良い1年にしましょうね。

厄払い、ヤッホー

■愛は勝つ
愛は勝つ(KANさん)を3番まで、みんなで歌いました。(女性はリスナー?)
心配ないからね 君の思いは、誰かに届く 明日はきっとある
・・・
どんなに困難で くじけそうでも 信じることさ かならず最後に愛は勝つ
(写真も、動画も撮っておりませんでした。なぜなら、大声で歌う僕につられて、参加者に歌って頂いたので・・・。)

■山頂記念撮影
撮影用の三脚を車内に置き去りにしてしまった僕は、居合わせた他の登山者のご厚意にすがり、写真を撮ってもらいました。
(僕のスマホは古いので、取れた写真が暗く、新しいスマホが必要なのを実感。)

■鐘撞(シュロウ)
山頂を後にした一行は、予定通り、満願寺から100mほど下った所に設けられている、鐘撞(=鐘つき堂)へと向かいました。
大きさは、直径1mほどはあると思われます。
この鐘を、1人1人が思いを込めて鳴らしました。(ごーん)
おおきな音、やさしい音、ちいさな音、それぞれの思いがこもった音色でした。

大きな鐘を鳴らすのは初体験の方も多かったでしょうね

鐘撞の反対側にはもう一つの富士山Viewポイントがあって、朝日が昇る頃にこの場所に来ると、朝日に照らされた富士山を見ることが出来るとの事でした。(次回挑戦ですね)

■社務所
鐘つき堂を少し下ると、満願寺の社務所があります。
僕は、参加者のトイレを気にして小走りに、社務所のトイレが使えるかの確認をしました。
(地図に社務所はありますが、トイレの記載はありません。しかし何回も登山している僕は知っておりました。)
参加者のためと思って、確認したのですが、利用したのは僕だけでした。(え、年寄はトイレが近い?)

社務所ムササビ大木

■ムササビの木
社務所の前にある高さ30mはあろうとおもわれる大木のうろには、ムササビが住んでいるようです。
前回来た時には、鐘つき堂のあたりから、ムササビを望遠で撮影している方がおりました。
今回は、時間もないので、ご紹介のみで止まりませんでした。

■対面でのコミュニケーション
登りの時は、出来なかったのですが、下りは、軽トラックが登れる砂利道を下るので、参加者同士での会話を楽しんで頂きました。
途中、金明水で休憩を取り、8分ほどの間隔で、ローテーションを行っているうちに、登山口へ戻って来ました。

■下山後の集合写真
1人のケガも無く、無事に下山出来た事を感謝して、写真を撮りました。(Gopro動画撮影でポーズ)
お疲れ様でした。


■最後に
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

2025年元旦、関山満願寺登山、僕にとっては有意義で、人生の1ページに残る登山となりました。
参加して頂いた方たちも同様に、記念すべき登山にすることが出来たものと、信じております。

これからも、楽しんで頂けるようなイベントを企画しますので、皆様のご参加を、お待ちしております。

暖暖Love◎(だんだんラブサークル=だんだんラブサ)
代表:座間伸一












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